足立区ご自宅~東和病院 民間救急 介護タクシー
12月11日 (木) 東京消防庁コールセンターから問い合わせが入り、足立区のご自宅の2階から患者様を介助して階段を降り
玄関前に用意したストレッチャーに移乗し東和病院まで搬送するという依頼だ。依頼者は奥様。患者様はご主人様で
背部痛で動けず骨折の疑いもあるらしい。身長が168cm、体重も100kgと大柄で
階段を介助して降ろすことが出来るか不安だが、息子様がいらっしゃり介助の手伝いをしてくれるという。
患者様が痛みで苦しんでいて急を要する案件なので、考えてる余裕はなく急いでご自宅に向かう。
電話を受けてから30分程でご自宅到着。ストレッチャーを降ろし、玄関の扉が開いているので2階に向かって声をかける。
奥様の返事が聞こえたので、大きな声で『上がらせていただきます!』とお断りして急いで2階に上がる。
2階に上がると、奥様と息子様の介助で、患者様が痛みに耐えながら階段の手すり付近まで移動してこられたので
患者様に後ろを向いて頂き、階段の手すりを握ってもらった状態で背後から支え、階段から落ちないよう
1段1段ゆっくりと降りて頂く。もしもの為に息子様には患者様の前に立って頂き、上側からも支えて頂く。
呼吸を整えるために休憩を交えながら、たっぷりと時間を使って1階まで降りる。
玄関ギリギリまでストレッチャーを寄せ、後ろ向きのままストレッチャーに腰かけて頂き、ゆっくりと横になるように移乗。
息子様にも手伝っていただいて体位を整えたところで、リフトを使って車内にご搭乗。
お付き添いの奥様にも同乗頂いたところで病院に向け出発。
10分もかからず東和病院に到着。

受け付けの手続きがある為先に奥様に降りて頂き、その間にリフトを使って患者様を降ろし
ストレッチャーのまま院内へ。案内係の女性が入り口付近は寒いので奥のスペースへと
誘導して下さり他の患者様の邪魔にならない場所でストレッチャーのブレーキを掛け待機。
まもなく看護師さんが病院のストレッチャーを運んできて下さり看護師さんと共に
病院のストレッチャーに移乗。患者様と奥様にご挨拶を済ませて搬送終了。
痛みに耐えながら必死に頑張ってよくあの急な階段を降りられました。
本当にお疲れ様でした。




