東京消防庁コールセンター 葛飾区ご自宅~東部地域病院
今回の案件も東京消防庁コールセンターからの依頼で、搬送希望日の前日の夕方かかってきた。
依頼者は患者様の娘さんで、お母様が歩けない状態だという。
自宅は戸建てで1階にベッドがあるというので、玄関にストレッチャーを着けて
1階のベッドから布担架で介助して、ストレッチャーまで運ぶのはどうかと提案すると
患者様の状態によっては、後ろから支える形で介助すれば布担架は必要ないとの事なので
もしもの為に布担架とストレッチャーを準備して患者様のご自宅へ向かう。
約束の時間にご自宅に到着し、車両からストレッチャーを降ろしていると
こちらの到着に気付き玄関から娘さんが出てくると、思いのほか患者様の状態がよく
患者様お一人で歩けるとの事なので『車椅子に切り替えますか?』と聞くと
車椅子も必要ないという。さすがに驚いているとご本人の患者様が
ご自身で歩いて外に出てこられた。娘様の手も借りずしっかりとした足取りで
車両に乗り込む。続いて娘さんも乗り込み東部地域病院に向けて出発。


地域病院に到着。受付をしてきますので車内でお待ちください。
と伝えるが、ご自身で歩けるので大丈夫ですとの事なので
病院敷地内の通路で車両から降りられ患者様、娘様にご挨拶を済ませて搬送終了。
搬送資機材は使用せず、ご自身で歩けて何よりの案件でした。
このまま回復される事を祈ってます。
お疲れさまでした。

