国立がん研究センター~八潮市ご自宅 民間救急 介護タクシー
9月25日 (木) 前日に東京消防庁コールセンターから問い合わせが入り、国立がん研究センターから八潮市のご自宅までの搬送依頼だ。
依頼者は奥様で、ご主人様が退院してご自宅に帰られるとの事。搬送資機材はストレッチャー、自力歩行困難、酸素1リットル
ご自宅は戸建てでベッドは1階にあるが、敷地内と玄関に段差がある為、ご自宅に到着してストレッチャー2名対応で
玄関付近まで行き、そこから布担架にてベッドまで移乗する。
朝、9時半お迎えなので9時に国立がん研究センターに到着して、車内にて補助スタッフと搬送の打ち合わせを済ませる。
時間が近づいてきたのでリフトでストレッチャーを降ろし、あらかじめストレッチャーの上に布担架を引いておく。
補助スタッフと共に患者様が入院されている病棟までエレベーターで上がり、ナースステーションで患者様の名前を告げる。
すぐ目の前の病室だったので声を掛けて準備が整うまで待機。しばらくすると奥様がいらしてご挨拶を済ませる。
看護師さんから声がかかり、病室へ入り患者様にもご挨拶。看護師さんと連携しスライダーを使ってベッドからストレッチャーに移乗。
患者様が看護師さん達に退院の挨拶を済ませ、エレベーターで1階に降りて正面玄関前に停めてある車両にリフトを使いご搭乗。
荷物も積み込み、奥様とスタッフも同乗したところで八潮のご自宅に向け出発。



高速道路を使い1時間ほどでご自宅到着。先にお荷物を降ろして奥様にベッドまでの通路を確認させて頂く。
続いてリフトを使って患者様の乗ったストレッチャーを降ろし、玄関付近まで運び布担架で移動する為
患者様に膝を立てて頂き、痛む箇所がないか確認しながら補助スタッフと呼吸を合わせゆっくりと持ち上げ
玄関の段差を交代で靴を脱ぎ室内へ。狭く曲がった通路を交わしてベッドのあるリビングルームへ。
西向きに頭を向けゆっくりとベッドに移乗。左右交互に体を傾けて頂き布担架を引き抜き無事搬送完了。
奥様、ご主人様にご挨拶を済ませてスタッフと共に引き上げる。
家族の待つマイホームに帰ってこれて本当によかったですね!
お疲れ様でした。